皆さんこんにちは(●´∀`)ノ
あきひこです。
今年もいよいよ終わりが近づいてまいりましたが、
みなさま体調など崩されておりませんでしょうか?
気持ちよく新年を迎えられるよう、くれぐれもご自愛ください。
さて、大浦家でみんなと生活していると、
わたしが知らなかった色々な事を爺さま婆さまに教わります。
今回はそのうちのいくつかをご紹介したいと思います。
①『ご飯をいただく時のごあいさつ』
ある日、晩御飯を食べようとしたところ、
サエさんが突然何か呪文のようなものを唱え出しました。
お願いして教えてもらった所、
”箸取らば雨土(あめつち)御代(みよ)の御恵(おんめぐみ)
父母や師匠の恩を忘るるな”
調べた所、戦前に給食前などにみんなで唱えていたそう。
下の句は、地域によって様々なバリエーションがあるみたい。
わたしも小さい頃に、生き物の命をいただくのだから、
命の恵みに感謝して「いただきます」と言うように。
大人から言われたことはあるものの、
実際、今現在わたしを含めて多くの人は、
食べる物に対して、また食べることができることに対して、
自分は周りの様々な生き物や人のおかげで生かされているということを、
意識し、日々感謝しているかは疑問です。
昔の人は常に周囲への感謝を忘れない様にこの教訓を唱えていたのかなぁ。
なんて考えると、現代にこそ必要なことのような気がします。
今やこの教訓は大浦家でご飯をいただく前に必ず唱和するようになりました。
②『年取り』
12月30日。
トミさんが、手招きして私を呼ぶ。
「明日は31日やな?」
「それじゃあ年取りやから、お煮しめやらお刺身やら、
ちいっとご飯を良くせないかんけんど大丈夫かえ?」
え?
それっておせちのこと?
おせちは元旦からじゃないの?
これまた調べてみると色々とおもしろいことが・・・。
まず、戦前は正月が来る度にみんなひとつ歳を取るということ。
(※これは以前、日本に誕生日の歌がないのを不思議に思い調べて知っていました。)
そして1日の終わりは日暮れで、日が暮れるともう次の1日の始まりという考え方があったこと。
だから、31日の日暮れで大晦日は終わり、夜には元旦だったということです。
いやぁ、なんともおもしろいですよね。
ほんと知らないことばかりで勉強になります。
みなさんご存知でしたか?