大浦家日記~2月号~

皆さんこんばんは(●´∀`)ノ

あきひこです。

久々の更新でご無沙汰しております。

 

おまちかね?

今月の大浦家日記が完成致しました。

では、早速どうぞ~♪

 

「四女」

 一月三十日

大浦家に四女が誕生しました。

マコさん(仮名)は七十一歳。

入院中の病院から直接、大浦家へやってきました。

穏やかで前向き、そして頑張り屋。

まだ入居したばかりからかもしれませんが、こちらの提案をいつも笑顔で前向きに受け入れてくれます。

また、入院中にリハビリで行っていた起立運動も毎日、午前・午後と

かかしません。

入院期間が長かったので、大浦家での普通の暮らしがどれも久しぶりで、新鮮さすら感じているようです。

これから慣れてきて、どんな顔をみせてくれるのか、とても楽しみです。

 

「故人への想い」

大浦家の多床室は、個人の部屋ではない為、

持ち込めるものに制限があります。

今思い返すと、トミさんは入居当初から気にしていました。

それは、亡き夫の仏壇へのお供え。

大浦家に入居する前は、毎月の月命日には必ず、お刺身などをお供えし、お祈りする事を欠かさなかったそうです。

しかし、大浦家の多床室には仏壇を持ち込めない為、

ご家族が自分の代わりに月命日のお供えとお祈りをしているか気になっていたようです。

「ちゃんとお参りをせんと、おさわりがあるんじゃ。」と、

お参りを欠かすと、故人が家族などの身近な人に何かしらの身体の不調を起こす事で訴えてくる。

ということのようです。

そこで、簡単ではありますが、先月の月命日には、

家族にご主人の写真を頂き、額に入れてタンスの上に飾り、

御猪口に日本酒を入れて大浦家でもお祈りを出来る様にしてみました。

本人に言うと、

「そんなんせんでええ」

と言われる事が目に見えていたので、

こっそり準備して、夜就寝の際に見せて、

簡単やけどココでも月命日のお供えとお祈りをしようと伝えた所、

大号泣。

普段なんともないような表情で話していたので、

あまりの反応にびっくりしてしまいました。

きっと、わがままを言うと周りを困らせてしまうだろうからと、

本当の想いを抑えていたんだと思うと、とても考えさせられました。

その後、隣のベットで寝ているヨシさんも加わって、3人でお祈りをしました。

 

「みんな大好き」

大浦家を始めて、今まで知らなかった意外な発見がありました。

それは、みんな生き物のドキュメントが大好きだということ。

ビデオ屋に行った際に、

何気なく借りてみたのですが、

みんなもれなく食い入るように集中して見るのです。

そして私は、みんなが見ている様子を見るのが大好きです。

なぜなら、しばらく見ていると、

ライオンがシマウマを狙っている

シーン。

みんな息を飲んで見ている。

ライオンが少しずつ近づき、

走り出す!

シマウマはまだ気づいていない。

このような緊迫のシーンになると、

「なんしよんか!」

「ほら、きよるで!」

「はよ逃げんか!」

と、思わず声がでてしまい、

みんなで声を上げて一生懸命ビデオを見ているその様子がとても愛らしく、とっても微笑ましいからです。

さて、次はどんな発見があるのか。

楽しみ楽しみ♪

 

「相乗効果」

ヨシさんは風呂嫌い。

入居前も長期間だれが言っても、

「風邪気味だから」

「頭が痛いから」

などと言って、お風呂を拒んできたようです。

大浦家に入ってからも、

もちろんお風呂の度に嫌がる様子を見せます。時には女性スタッフの

腕にしがみつき離さない事も。

その度に手を変え品を変え説得し、何とか入って頂いていました。

入ってしまえば、気持ち良くなって

「気持ちよかったぁ。ありがとう。」

となるのですが、

入るまでが毎回大変でした。

しかし最近は比較的スムーズに入れるようになったのです。

その立役者はトミさんです。

先月号で書いた通り、

ヨシさんはトミさんが大好き。

そのトミさんが、お風呂に誘われて嫌がっているヨシさんの姿を見て、

「あんた、風呂入らんかー。次に私も入るんで。」

と、ひと声。

この一声で駄々をこねることを止め、

スムーズに入るようになったのです。

毎回お風呂に入るまでに大分時間を要していた私は大助かり。

しかし、私が助かったのはヨシさんがスムーズにお風呂に入る様に

なった事だけではありません。

トミさんもスムーズにお風呂に入る様になった事も助かっています。

面白い事に、ヨシさん程ではありませんが、ヨシさんがくる前までは、

実はトミさんもお風呂にあまり入りたがりませんでした。

「下だけ拭いときゃええわぁ。」

等と言って、

あまり入りたがらなかったのです。

でも、自分がヨシさんに言った手前、

入らないわけにはいきません。

今ではトミさんもスムーズに入るようになりました。

人間関係ってホント不思議で面白い。

こんなお互いがお互いを補い合い、

自然とお互いの為になっている

こんな人間関係って、とても良い。

一番無理のない相互扶助ですよね。

こういう繋がりや、

あまり自覚なく、結果的に自然と助け合っている隠れ相互扶助を

もっともっと増やしていけたら、大浦家はきっともっとみんなにとって、

良い家になるはずですよね。