大浦家日記~3月号~

皆さんこんばんは(●´∀`)ノ

あきひこです。

最近は全く更新できずすみません。

書きたい事はいっぱいあるのですが・・・。

来月からは少し余裕が出来ると思いますので、

ご勘弁。

でも、大浦家日記だけはなんとかアップします!

では、はじまりはじまり~。

 

「やまがうごくとき」

 ある日のこと。

みんなが寝付いてしばらくたった23時ごろ。

私が2階の自室で事務仕事をしていると、なにやら1階で物音―。

 

ふと目が覚め、薄暗い天井をなにげなく眺める。

その時、あることが頭を駆け巡る。

「あっ!」

そういえば、明日は娘がいない日だ。

ご飯を作ってくれる人がいない。

「どうしようか。わたしは料理なんてしないし・・。」

周りを見渡すが、みんな眠っている。

「このままだと、みんな朝ごはんを食べれない。こうなったら、わたしが何とかするしかない!」

覚悟を決めて布団から飛び出す。

「自分に何が作れるかわからないが、もしかしたら冷蔵庫に何か作り置きがあるかもしれない。」

キッチンへ行き、冷蔵庫を確認する。

何かないか、何か―。

 

1階へ降りてみると、キッチンのドアの窓から明かりが漏れている。

そっと覗いてみると、暗がりの中ヨシさんが、

何やら必死の形相で冷蔵庫の中を物色している。

お腹でも空いたのかなとしばらく様子を見てみるが、

食べ物を口にする事はなく、冷蔵庫の食材を手にとっては

何やら困った顔で何かを考えている様子。

キッチンのドアを開け、

「ヨシさん大丈夫?」と声を掛ける。

臆病なヨシさんは突然ドアの開く音に、

「うわぁっ!」と飛び上がり、私の顔を見る。

「あぁ、お兄ちゃん!」

 

ホッとした顔を見せたのも束の間、

すぐに困った表情に戻り、

「明日娘がおらんけん、ご飯がないんよ!だけん何とか

用意せないかんと思ったんやけど、どうしよう。」

あまりの緊迫感に、本人には申し訳ないと思いつつも我慢しきれず思わず爆笑。

その後少し話をして、現在大浦家で生活していることを思い出して頂く。

どうやら寝ぼけて自宅と大浦家での生活がごっちゃになっていたよう。

「それはそうと、ヨシさん料理したことないっち言いよったのに、何か作るつもりやったと?」

「うん。だってどうにかせんなみんなのご飯が無いと思ったけんね。」

「いっつもわたしはせんっちいいよるのに、やるときはやるんやね。」

「まぁね。」と、2人で大笑い。

この日の出来事は、しばらく2人の間の笑い話になりました。

人はやっぱり必要に迫られたり、やろうという意志さえあれば、

やったことない事でもやれるんだと、改めて教えられる出来事でした。

 

「悩みの種が咲かす花」

サエさんは難聴です。

右耳側から声を掛けるか、大きな声で話しかけないと聞こえません。

本人にとっては、テレビの音は聞こえないし、

人との会話もスムーズにいかない事が多く、悩みの種となっています。

しかし、サエさんにとっての悩みの種が、大浦家の家族にとって思わぬ影響を与えている面もあるようです。

まず、これは当然と言えば当然ですが、みんな声が出るようになりました。

当初はか細い声だったマコさんも、今ではしっかりとした声が出るようになりました。

マコさん以外のみんなも同じく声が良く出るようになりました。

今では、夕食後の井戸端会議も花が咲いたように賑やかになりました。

そしてもうひとつ。

それは、笑顔。

聞こえずらいからこそ、サエさんは一生懸命周りの声を聴こうとします。

その結果、色々な聞き間違いが発生します。

その聞き間違いによってみんなが笑い、笑顔が増えました。

たとえば、ある日の雨が降る寒い日の事。

サエさんが話を切り出します。

サエ:「こんなに雨が降りよって寒い日に外にほっぽり出されたら、死んでしまうやろうね~。」

皆:「うんうん。」

私:「でも、あったかい建物の中に避難すれば助かるんやない?」

サエ:「え?たけのこの中に?」

皆:「たけのこやなくて建物よ~」

と、大爆笑。

また別の日。

この日はトミさんが切り出します。

トミ:「にーちゃんはこれはおらんのか?」

と、小指を立てて私に聞きます。

私:「うん。なんでかおらんのよ~」

トミ:「あんた選り好みしよんじゃろ?身体が健康やったら、顔は十人並みでええんや。」

皆:「そうよ~」

私:「選り好みとかしよらんよー。私は来るもの拒まず、去る者追わずなんやけん。」

サエ:「あんた最後の博打っちなんねそれは。」

私:「最後の博打って、私はサエさんみたいに博打はせんよ~」

と、これまたみんな大爆笑。

正解を聞いてサエさんも大爆笑。

大浦家に笑いの花が咲きます。

 

共同生活をしていると、本当に色々な事に気づかされます。

人は自分ではそのつもりが無くても周囲の色々な人に影響を受けている事。

そして、色々な人に影響を与えている事。

私もみんなにいい影響を与える事が出来ているといいなぁ。

みなさんはどうですか?