大浦家日記~1月号~

新年あけましておめでとうございます!(●´∀`)ノ

最近、大浦家日記の評判がよく、

「いつも感動してます!」「泣いてます!」「書籍化しないんですか?」

等と皆さんに褒めて頂いて、幸せいっぱいのあきひこです。

やっぱり、一生懸命作ったものを時間を使って読んで、

喜んでもらえる、何か感じてもらえるのは嬉しいですね♪

これからも皆さんに喜んで頂けるように頑張って書いていきたいと思います!

 

さて、2018年!

今年も大浦家では他ではやらない事や、一般の高齢者が諦めてしまう事など、

色々な事にチャレンジしていきたいと思いますので、

2018年も大浦家をどうぞ宜しくお願い致します!

 

それでは、新年一発目の大浦家日記です!

 

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

昨年は皆様のご支援のおかげ様で、大浦家の家族も増え、

賑やかな一年を過ごす事ができました。

本年もより一層、大浦家の家族の皆にとって、

充実した一年になりますよう、

私、スタッフ一同、全力で関わって参りますので、

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

「 GLAD Life 」

高齢者サービスの世界には、温かい言葉が躍ります。

『笑顔』『喜び』『安らぎ』『寄添い』etc・・・。

会社のPRなので当然と言えば当然なのですが、

まるで利用すれば嫌な事一つない、

楽園にでも行けるかのような宣伝文句が並んでいて、

いつも違和感を感じていました。

後になって、違和感の正体に気付きます。

それは私も含め、高齢者サービスに携わる者は皆、

人間の持つ 『喜怒哀楽』から、

『怒』と『哀』を 徹底的に排除する事に全力を注いでいたからです。

一時的、又は短時間のサービスであれば、それもいいのかもしれません。

しかし、私も勤めていたような、そこに住む入居施設の様に、

利用者の方と長期にわたっての関わり合いの場合でも、それを追い求めて、

必死になる事が本当に正しいのか?

そこに違和感を覚えていたのでした。

結局、私は『喜』や『楽』を深めるためには、

『怒』や『哀』も欠かせない重要な感情なんだと思うようになりました。

それから私は、過度にお客様扱いをするのを辞め、

自分のじいちゃん、ばあちゃんと接するように関わるようになりました。

人に元々備わっている全ての感情には、

きっとそれぞれ大切な意味があるのだと、私は信じています。

弊社の法人名は、

GLAD Life Create

細かい説明は省きますが、

GLADは喜怒哀楽の頭文字を並べたものです。

しかし、そのままでも「 喜び」などの意味があります。

喜怒哀楽のある生活をして行く事で、最終的に人生が喜びに溢れる。

そんな想いを込めています。

 

「 大切なもの 」

大浦家に2度目のクリスマスがやってきました♪

この日の食事はとても豪華でした。

昼は皆で作ったオードブルと握り寿司、

飲み物も数種類のジュースを用意しました。

おやつはケーキ。

夜はピザとチキン。

飲みたい方にはお酒。

そして何といっても一番のお楽しみは、

あきひこサンタからの クリスマスプレゼント♪

今年は、数日後に大浦家初の餅つきをする予定だったので、

マフラーをプレゼント!

みんなとても喜び、大感激!

気に入ってくれたようで良かった♪

しかし、家長の務めはまだ終わりません。

「わぁー!よかったねー♪」

などとスタッフがみんなと話している隙に用意を済ませ、

あきひこサンタ第二陣発射。

今度はスタッフへのクリスマスプレゼント♪

スタッフへはダウンジャケットをプレゼントしました。

サプライズは大成功!

中には涙ぐんで喜んでくれる スタッフもいました。

何ともサンタ冥利に尽きる瞬間でした。

大浦家はスタッフも含めて家族。

偏屈な私の考えを理解し、その実現に向けて日々、

頑張ってくれるスタッフには、本当に感謝しかありません。

何もない私に唯一あるとすれば、 人に恵まれた事だと思います。

家族や応援してくれる方々、

そして、現場で頑張ってくれるスタッフは特に、

大浦家の家族と同様、

大切にしていかなければならないと思っています。

 

「 大切なもの② 」

クリスマスプレゼントのマフラーをもらった家族は、

それぞれ嬉しそうに自分の首にマフラーを巻いてみたり、

他の方のマフラーと自分の物とを見せ合いっこしたり、賑やかに過ごしています。

マルコさんもみんなと同様、マフラーを見て喜び、スタッフに首に巻いてもらいます。

しかし、すぐにマフラーを外し、

綺麗に畳んでマフラーを包装袋に戻し、元の状態に。

そして、誰にも盗られない様に、

大事そうに膝の上に抱え、美味しそうにケーキを食べています。

(※マルコさんは、物盗られ妄想という症状があります。)

しばらくしてマルコさんを見ると、 膝の上に抱えていたプレゼントがありません。

そのかわり、何やらお腹が膨らんでいます。

どうやら、より安全な所へ移動させたようです。

試しに、

「マルコさんのマフラーはどんなんやった?見せてー。」 と、

言ってみた所、

『嫌よ!何言いよるんね!これは私が娘にプレゼントするために買って来たんやけ!』

と、怒られてしまいました。

誰に貰ったかは忘れてしまっても、大切なものという想いは、

しっかり残っているようです。

大切にしてくれて、サンタとしては嬉しい限り。

これまたサンタ冥利に尽きる瞬間でした。

 

「 教え 」

十数年の介護経験で、 じじばばがその命をかけて

私に教えてくれたことがあります。

それは、じじばばとやりたいこと、 じじばばとした約束は、

先延ばしにせず、すぐに、最短で実行するということ。

「もう少し元気になってからね。」と約束して、

待ってる間に亡くなってしまった方もいました。

私はその命と、後悔をもって、

じじばばに先があると思ってはいけないこと、

いつでも『今』が一番ベストな状態であることを、

身をもって教えられました。

十二月二十八日。

大浦家初の餅つきの日がやってまいりました。

私やスタッフはクリスマスから日も経たない内の一大イベントに、

前日からバタバタと大忙し。

その甲斐あって当日も順調に準備が進みます。

この調子なら予定通りいけそうだなと安心したのも束の間。

事件が起きます。

不意に鳴ったケータイ。

画面には別居中のヨシさんの施設の名前。

―嫌な予感。

「もしもし。」

『今日の朝、ヨシさんが転倒して怪我をしたので行けないかもしれません。』

「うそっ」

ヨシさん自身もそうですが、私やスタッフ、大浦家の家族も、

別居中のヨシさんが遊びに来るのを楽しみにしていました。

また、12月はヨシさんの誕生月。

私はサプライズでプレゼントを用意していたので、ショックを隠し切れませんでした。

とりあえず、ヨシさんはすぐに病院受診に向かい、

その結果次第で参加するかどうかを判断する事になりました。

何とか気持ちを切り替え、餅つきの準備を再開。

そしていよいよ餅つきスタート!

みんなで掛け声を掛けながら、

「よいしょ~!よいしょ~!」

と、餅をついていきます。

良く声の通るジュンさんが率先して掛け声を掛けてくれるのですが、

「あ、よいしょっ!あ、よいしょっ!」と、

独特の掛け声とイントネーションに思わず吹き出してしまい、

中々つくにつけず大笑い。

その後も、一人づつスタッフが付き添い、餅をついてもらったり、

つきたての餅を大根おろし、きなこ、あんこ、豚汁などにして食べて、

笑顔が絶えませんでした。

また、近所の方が見に来てくれたり、

知り合いの施設の入居者の方なども遊びに来てくれました。

これでヨシさんが来る事が出来たら、もう完璧。

餅つきも後半に差し掛かった頃、電話が鳴ります。

「もしもし?・・はい。・・はい。」

電話を終えた私をみんなが見つめます。

「ヨシさん来れるって!」

みんな大喜び♪

大急ぎでスタッフが迎えに行き、何とか餅つき中に来る事が出来ました。

ヨシさんが来たらすぐにみんなでハッピバースデートゥーユーを歌い、誕生祝い♪

プレゼントを渡すと、とても喜んでくれました。

それから大浦家の家族と思い思いに話したり、お餅を食べたり、

もちろん餅つきもしてもらって、

『本当に来れて良かった~。』と、

大満足のようでした。

別居後、何度か面会に行った時も、

『絶対餅つき呼んでよ!約束よ!』と、

何度も言われていたので、 約束を果たせて、本当に良かった♪

 

「 あとがき 」

はじめに。

12月は盛り沢山過ぎて話がまとまらず、乱文ですみませんでした。

兎にも角にも、2017年は、

このヨシさんとの約束を果たせたことで、

私としては、やりたいこと、その他の家族との約束など、

しっかりと、最後まで盛りだくさんで実現することができ、

充実した一年になったと思います。

2018年も家族みんなが色々ありながらも、充実した一年を過ごし、

年末にみんなで笑って終われる一年になるよう、

頑張って行きたいと思いますので、

この大浦家日記を通して温かく見守って頂ければ幸いです。

最後に。

みなさんはやりたいこと、

大切な人との約束など、

先延ばしにしてはいませんか?