大浦家日記~H30.10月号~

皆さんこんばんは(●´∀`)ノ

あきひこです。

セーフ!!

大浦家日記10月号なんとかギリギリセーフで間に合いましたぁ(*´▽`*)

今月は大浦家初の旅行やら上津役家オープンやら、

なんやらかんやらでめっちゃバタバタしてました。

いっそのこと今月はお休みしようか・・・という悪魔のささやきもありましたが、

あきひこは負けませんでした(; ・`д・´)

また、ありがたい事ではありますが、

人生で初めてケータイ電話を投げ捨てたいと思いました。

(ひっきりなしに鳴る為、集中力の無い私は他の業務に手が付けられませんでした。)

おかげ様で、2年前の大浦の時とは段違いの早さで上津役家の家族が決まっております。

事前募集なし・予約申込不可、今月の大浦家の温泉旅行後にやっと内覧開始(しかもまだ一部改修中の段階で)

にも関わらず、現時点ですでに定員15人の内半分が埋まってしまいました。

予想外の入居スピードに、スタッフの採用が間に合っていないほどです(;´∀`)

上津役家で働いてみたい方は是非!

あきひこまでご連絡下さいね♪

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、

本当にありがたいことです。

これも一重に、大浦家を応援して下さった皆様のおかげです。

本当にありがとうございます!

いやぁ、それにしても温泉旅行たのしかったー♪

先月PC壊れたので旅行中にFacebookで投稿しましたが、

予想外の反響にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!

皆さん旅行のお話を期待しているかもしれませんが、

旅行の話は残念ながら、来月号での掲載になります。

バタバタの中ではありますが、今月号も一生懸命書いたので、

残念がらずに読んで頂ければ嬉しいです。

 

「 定番 」

8月に大浦家の家族になったヨネさん。

先月はヨネさんが大浦家に来てから、

ヨネさんや夫のシマさんの変化について書ききれなかったので、書きたいと思います。

ヨネさん自身の変化については、実は、わかりません。

と言うのも、大浦家に来る前の施設でどのような感じだったのかがあまりわからないからです。

ヨネさんはいつも静かに車イスに座り、自分から何か話しかけて来る事はありません。

しかし、こちらから声を掛け、お話ししてみると、とてもユーモアのある面白い人です。

既に私とヨネさんの定番のやりとりがあります。

それば、何かのお手伝いをした際、

ヨネさんがまず、

『ありがとう。』と、言います。

続けて私が、

「ヨネさんのた~めな~ら♪」と、

唄い口調で言います。

すると、ヨネさんもそれに合わせて、

『え~んやこ~らさ♪』と、続けます。

そして、2人で笑い合うというのがお決まりになりました。

これから、もっとヨネさんのユーモアを引き出して、

たくさんの楽しいやり取りや定番を作って行きたいと思っています。

 

「 あべこべ 」

 ヨネさんが来てシマさんにも変化が出てきました。

シマさんはヨネさんの事を自分の祖母だと思っている様で、

ヨネさんが来た時から、

『うちの婆さんをどうぞ宜しくお願い致します。』と、

私や職員に頭を下げます。

また、ヨネさんが来てから、活力が湧いて来たのか、

乏しくなって来ていた表情も以前の明るさを取り戻してきています。

シマさんの事を夫だと認識していないヨネさんは、事あるごとに、

『ばあさん!これがうちの大将じゃ、ほれ、挨拶せんか!』

などとシマさんに言われ、

何だこの爺さんは。

という様な怪訝な表情でシマさんを見ます。

最近はヨネさんも思い出したわけではなさそうですが、

ここまで絡まれるので、シマさんの事を家族なんだと再認識している節が見られます。

なんだかあべこべな感じですが、

シマさんの元気の取り戻し様を目の当たりにして、

改めて、

家族の絆って強いものなんだなぁと感じさせられました。

 

「 思い込み 」

ヨネさんが大浦家に来て、

人をみる事の難しさや、思い込みの恐ろしさを改めて感じる事があります。

介護の業界は異業種が連携して人をみるのが常です。

家族、医師、看護師、薬剤師、

ヘルパー、デイサービス、福祉用具、ケアマネージャーなど。

それぞれが情報を提供、共有し、目標を定め、

ケアマネージャーがケアプランにまとめ、

それを基に、各々が定めた目標に向かって一体的にサービスを行っていきます。

その為、情報共有がとても重要視されています。

しかし、この情報共有には、大きな落とし穴がある事に注意しなければなりません。

落とし穴とは、提供された情報を正しいと思い込む事です。

具体的にお話しすると、ヨネさんの場合、介護施設から大浦家へやって来る際、

事前にヨネさんの病歴や服用している薬、現在の身体状況など、介護施設から情報提供がありました。

事前情報には身体状況として、

「車イスで全介助、歩行は出来ない」との事でした。

しかし、入居前にご本人と面談させて頂いた時、

確かに歩く事は出来なかったのですが、

色々と動きを確認する中で私は、

ヨネさんの足の力が歩行するのに十分なだけの力があると感じ、

本人のやる気さえ引き出せれば、ヨネさんは歩けるようになると思いました。

ヨネさんが大浦家に入居して、

私はスタッフに、ヨネさんは本人がやる気になれば歩けるから、

声掛けを意識しながら歩行練習をするようにと指示しました。

始めはスタッフも信じていないようでした。

車イスからベッドへ移すだけでもひと苦労なのに、

歩けるはずがないと思っていたのではないかと思います。

私は、別のスタッフにも再度同様に指示しました。

そして、そのスタッフがチャレンジ。

すると、なんと1回目の歩行練習から大浦家の廊下(片道10m程)を1往復する事が出来たのです。

しかも帰りはスタッフが右側だけ支え、左側は自ら手すりに掴まりながらの歩行でした。

つまり、ヨネさんには自分の身体を支えながら歩くだけの筋力や能力がまだ残っていたという事です。

結局何が言いたいかというと、

元の情報提供を正しいと思い込んでしまうと、

本当は出来る人が出来ない人になってしまい、

その人の事を支える側の私達がその人の能力を奪ってしまう危険性があるという事です。

介護を受ける高齢者がそうであるように、介護をする私達も十人十色。

観察力や判断力、推察力も様々です。

だからこそ間違いも起きる。

支える側の私達は常にその事を意識し、情報は情報として参考程度にした上で、

自分の目で、耳で、身体で確かめた事だけを事実として判断していかなければならないと思います。

現在、ヨネさんの課題は、歩けない事ではありません。

椅子から立ち上がる際の背中(腰)の痛みと立ち上がりに対する恐怖心の克服です。

彼女は今、歩行練習と合わせて立ち上がりの練習を頑張っています。

克服すれば彼女の出来る事や、行動範囲がとても広がります。

私は、克服すると信じています。

だから、彼女のこれからがとても楽しみでなりません。

大浦家日記~H30.9月号~

皆さんこんばんは(●´∀`)ノ

あきひこです。

大変お待たせいたしました♪

大浦家日記9月号!!

PCが壊れてしまったため、投稿が遅れてしまいましたが、

無事、データも消失することなく修理が完了し、

ほっとしております。

これを機に、今度からしっかりバックアップを取る様にしたいと思います。

皆さんもお気を付けください。

それでは、はじまり!

 

「 十女 」

平成三十年八月二日。

大浦家十女となる、ミコさん(仮名)がやってきました。

彼女は身体は元気ではあるものの、

ごく軽度な物忘れと難聴があります。

とても明るく、笑顔が素敵な彼女。

彼女が大浦家に来る事になったのは、生活環境に問題があったからです。

彼女はご主人に先立たれ、お子さんもいません。

義理の妹さんが身の回りのお手伝いをしながら、

妹さんの家の近くの古いアパートで独り暮らしをしていました。

もの忘れや理解力の低下、運動能力の低下などから、

一人で外出しては転倒して怪我をしてしまう事もあったそうです。

妹さんにも自分の生活があります。

常にミコさんのお世話が出来るわけもなく、

忙しい中で何とか時間を作り、

病院受診や買い物などをしていましたが、それも少しづつ負担となってきたようです。

なにより、一番の問題はアパートでした。

床はすぐにわかるほど傾き、給湯器が壊れているのか、お湯はでない。

さらにはエアコンもついていませんでした。

今年の夏は、ニュースでも度々注意喚起された様に、

『命にかかわる暑さ』

部屋に置いていた扇風機ひとつで乗り越えられるワケがありません。

ご家族とケアマネさんは施設を検討します。

しかしまだ身体は元気なので、

施設よりも生活を楽しめる所が良いという事で、大浦家を選んで頂きました。

ご本人もひとりでの生活に限界を感じていたのか、

嫌がる事もなくすぐに大浦家に馴染む事ができました。

私達は気付きませんでしたが、

ご家族やケアマネさんから見ると既に変化が出てきている様で、

「なにか最近あか抜けた」

「家事の手伝いなんて絶対しなかった」など、

色々と変化があるようです。

変化があったのは、ミコさんだけではありませんでした。

最近気づいたのですが、

ミコさんは大浦家スタッフにも変化をもたらした様です。

ミコさんが現在週に3回通っているデイサービスに超イケメンの方がいるのですが、

その方がお迎えに来る度に、大浦家の女性スタッフが色めき立っているのです。

もちろん、ミコさんもその方が大好き。

どうやら男性に限らず、女性も幾つになっても男前が好きな様です。

 

「 十一女 」

平成三十年八月十八日。

大浦家十一女となる、ヨネさん(仮名)がやってきました。

実は彼女、シマさんの奥様です。

元々はシマさんが大浦家にやってくる前から、

認知症の発症などで介護施設に入居していました。

身体は元気だったそうですが、入院など色々あったようで、

現在は車イスでほぼ全ての事に介助が必要な状態です。

ヨネさんが大浦家に来たのは、

費用の面や別々の場所に居る事によるご家族の負担などもありますが、

ヨネさんよりも大変だったシマさんが大浦家で楽しそうに生活しているという話しを聞き、

十月に2店舗目が開設するのでもし良かったらと私がお誘いし、

来て頂く事になりました。

でも、大浦家は現在満床。

本来であれば、シマさんが最近足腰が弱り、

2階の部屋へ上がるのが難しくなっている事やシマさんはヨネさんの事を自分の祖母、

ヨネさんはシマさんの事を夫だとは認識していない事もあり、

十月に2店舗目開設と同時にシマさんが2店舗目にお引越しし、

入れ替わりでヨネさんが大浦家に入居するという予定でした。

予定を前倒しし、ヨネさんが入居する事になったのには理由があります。

最近のシマさんの状態の悪化を見て、ご家族が、

『最近の表情を見ていると、そろそろお迎えが来ているんじゃ

ないかと心配になります。』と、言われていました。

私自身も6月・7月と立て続けに大浦家家族を亡くしている事もあり、

考えない様にはしていたものの、

頭の片隅ではそれを心配していました。

そして、色々考えた末に決断します。

ご家族、ケアマネさんにそれぞれ連絡し、

ヨネさんを今から最短最速で大浦家に入居させて欲しいとお願いしたのです。

自分がご家族やケアマネさん、現在ヨネさんが入居している施設の都合も考えず、

わがままを言っている事は十分承知していましたし、

こんな事を普通は私の側から言える事でもない事もわかっていましたが、

私はお願いせずにはいれませんでした。

もし、シマさんにお迎えがくるのであれば、

せめて最後の少しだけでもヨネさんと一緒に過ごす時間を作る事が、

今最大限私が出来る事だと思ったのです。

それにもしかしたら、ヨネさんが来る事でシマさんにも変化があるかもしれない。

そう思ったら、行動せずにはいられませんでした。

出来る事があるのにやらずに後悔するのはもう嫌でした。

ありがたい事に、ご家族もケアマネさんも快く私のわがままを聞き入れて頂き、

すぐに行動に移してくれました。

この場を借りてお礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

そんなこんなで、ヨネさんが大浦家の家族に加わる事になりました。

ヨネさんが来て、ヨネさん自身やシマさんにも、

既に色々な変化が現れてきています。

また、ヨネさんと接していて、

改めて人をみる事の難しさを考えさせられる事があります。

今月号では語り切れませんので、

それはまた次回にお話ししたいと思います。

兎にも角にも家族が2人増え、

また賑やかになります。

十月には初の家族旅行も控えています。

これからどうなっていくのか、

ますます楽しみです♪